【もう一人の大澤様】

　調査を進めると、茨城県結城郡八千代町の周辺には、もう一人大澤様と呼ばれそうな人物がいた事が分かった。
　その人物は、大澤順軒と言い、幕末維新人名辞典によれば以下の記述がある。

大沢順軒（じゅんけん）1823-1874.1.25
学者、文人　高家　大沢定保長男
江戸下谷生まれ。家を弟に継がせ1840年代から常総各地を遍歴。下総結城郡恩名村（三和町恩名）、岡田郡国生村（石下町国生）、豊田郡加養村（下妻市加養）等で家塾を開く。最後は、新治郡小屋村の祠官を勤めた。墓は新治郡八郷町小屋。